2014年08月01日
アロマスプレー作り
アロマの虫よけスプレーを使い始めたこと。
きっかけは2歳4ヶ月になる息子に市販の虫よけスプレーを使ったこと。
7月の初めに虫よけスプレーを使ったら、数日たってからスプレーが付着したところだけにブツブツが出来、痒いといい始めました

理由が分からなかったのですが、暫くして虫よけスプレーかな?と思い、着けずに様子をみたらブツブツが引いていきました。
これは直りかけの足のブツブツですが、こんな感じでした。

買う時に某薬局で「乳幼児でも使えます」の謳い文句を信じて買ったのですが、息子には合いませんでした。
アトピーとかではないですが、若干乾燥肌なところがある息子。
よくよく調べてみると虫よけスプレーに入っている「ディート」という成分に問題があるようです。
結構虫よけスプレーの中にこのディートが入っています。

以下ディートを検索した結果の引用です
「ディートは成分名ジエチルトルアミドという名前で、 蚊やアブなど害虫に刺されるのを、撃退するのに使用されます。
開発の経緯は、1946年に米国陸軍によって開発された後、 ベトナム戦争の際、亜熱帯での野戦のためにアメリカ軍が開発した 農薬成分だそうです。
兵士が蚊に刺されてマラリヤなどに感染することを防ぐ目的で開発されました。実際に、ジエチルトルアミドの成分名では、ホームセンターでは、 園芸用農薬として販売されています。
でも、殺虫というよりもむしろ、虫を撃退するような成分で、 毒性は低いとされ、(“ない”といういうわけではない。) ディートはヒトの皮膚へ直接適用するように設計されています。
ただ、近年海外ではその毒性を懸念し、 カナダではカナダ保健省農薬管理規制局が2002年に厳しい規制を設けました。
EPA(アメリカ合衆国環境保護庁のこと) も、 もはや子供に安全であるという製品のラベルを認めてはいませんし、 製品としても現在、15%かそれ未満の濃度のディートのもののみという限定で 認めています。
日本でもやっと一昨年位から、国民生活センターが メーカーや行政に対し安全な使用方法・適切な使用量の表示や 安全性の検証に取り組むよう要望書を提出した結果、 その2ヵ月後には、日本の厚生労働省もカナダなどの指針に沿い、 1昨年より、生後半年以下の乳児には使わないよう 使用上の注意に表示させる方針を決めました。
また、虫除け剤にディートの濃度、使用量の上限などを明示することや、 毒性を調べる動物実験を国内で行うことなどを義務付けています。
「夏に気になる!虫除けスプレー」【週刊ウンチク】 - ISICOお店ばたけブログ
■結果
•消費者アンケートでは、約9割が「虫よけ剤」を使用した経験がある。また、子供については約6割が2歳未満から使用していたほか、屋外で遊ぶ際は9割以上が使用していた
•医薬部外品のディート濃度は、銘柄間で差が大きく医薬品に近いものもあった。しかし、医薬部外品のほとんどにディート濃度を示す表示がなかった
•商品タイプで付着の様子に特徴があり、エアゾールタイプは付着効率が悪く、粒子も小さいため、吸入することが考えられた
•モニターテストの結果、使用量は人によって差があったため、付着ディート量がメーカーの想定値を下回る場合と、高い頻度で使い続けるときに注意が必要である場合も見られた
•パッケージに乳幼児、子供のイラストや、「赤ちゃん、乳幼児、小児にも安心」の表示があったが、メーカー等への調査では、乳幼児は「使用を控えた方がよい」との回答もみられた
■消費者へのアドバイス
•特に乳幼児等は「虫よけ剤」を習慣的に使用するのではなく、必要な場合に限り使用する
•エアゾールタイプは付着効率が悪く粒子の吸入が考えられるので、子供への使用は一旦手にとるなどの工夫をしたほうがよい。また、テスト結果を参考にし、より安全に使用できるようタイプの特徴を考慮して選ぶとよい
•乳幼児にはより安全に使用するため、手や顔への使用を控えるとともに、長袖、長ズボンの着用などで露出部を少なくするなどの工夫も考える
•医薬部外品のディートの濃度は銘柄による差があり、中には医薬品に近いものもみられたので、医薬部外品であっても医薬品と同様に使用量などの取扱いに注意しよう
虫よけ剤-子供への使用について- (発表情報)_国民生活センター」
長いですが、かなりよくないのはわかりますよね

そこで、アロマのスプレーを使ってからは肌トラブルもなくなりました。但し、市販の物と比べて効果の持続時間は短い、作ってから何ヶ月も持たない(1シーズンで使い切れば問題ない)、そこを理解しながら使うなら安全に使えるスプレーかと思います。
安心安全でお子様に負担のないものを使いたいですね。